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2010年7月31日土曜日

空港での全身スキャン・ボディースキャン

賛否両論のあるテロ対策の一環としての「全身スキャン」ですが、2010年の4月に行われた専門家会議での結果が順調ですと、成田空港での実証実験が今月行われているようです。
 全身スキャンは、全身を透かして所持品を検査する特性上、骨格や内蔵までも透かしてしまう程の透視率であるため、「プライバシーの侵害だ」などと、反発も強くあります。また、「ストリップ検査」などともいう人もあります。
 全身スキャンは、2014年のサッカー・ワールドカップや16年の五輪などの大規模なイベントに向けて安全規格の国際標準化を図る目的で、これが、化学薬品(粉末・液体など)を使った爆発物によるテロを防止できる、と期待されています。また、従来の拳銃他の小火器・刃物・麻薬などの発見にも役立つとしています。

 こういった安全対策は、年々制度が増え、検知するための機器も増えています。一旦、破壊行為が行われると、大惨事となるわけですから、無限の可能性に対してチェックが必要となるわけです。
 全身スキャンもそういう流れの中での事ですが、公共の安全性かプライバシーか、テロ対策の象徴ともいえるハイテク機器が、現在の社会状況にその波紋を投げかけているようです。

 弊社でもセンシオン Ω(オメガ)が、液体可燃物や爆発物をスキャン(検知)できる機能を持っていますが、当初はその目的の用途は低かったものの、公共の安全性の観点から近頃は、多くのお問い合わせを頂くようになりました。

 安全・平穏であってほしいものではありますが、その為に機器が必要になっている状況は、ちょっと複雑な思いがあります。